制作事例

上野の森美術館 アトリエ展2018で墨刻作品を展示

2018年2月10日〜2月15日上野の森美術館でアトリエ展が開催されました。
300点ほどの作品が出品された中、墨の作品は私だけでしたので、観覧者の目を引いていました。

上の作品は「異」、下の作品は「進」の古代文字を題材としています。

title 「進」w34cm×h44cm
漢字の「異」の元になった甲骨文字は、鬼神の正面の姿。
古代の人の感性では、異なるものの象徴が鬼神であったということに驚かされました。
目には見えないが、人間の力の及ばない偉大な何かを感じ取り、謙虚に生きていたのではないかと思います。

title 「進」w70cm×h91cm
殷の時代、鳥占いにより進む方向を決めたとされている。漢字の「進」の元になった甲骨文字は、人の足跡と、鳥の姿の組み合わせで「進」の文字としていた。

お友達が、たくさん見に来てくださいました。
ありがとうございました。

 

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