制作事例

墨による現代表現作品展@寺町美術館に展示しました

2017年12月5日〜10日の6日間、谷中にある寺町美術館&GALLERYにて、「墨による現代表現作品展」を行いました。
その中で私は、墨刻作品を1点展示しました。

「墨による現代表現作品展」は東京藝術大学公開講座、「墨による現代表現」を受講した有志によるもの。
出品された作品は、墨を使用しているという条件は同じですが、表現方法やモチーフ、素材もさまざまに現代表現も模索しているものが集まりました。

今回展示の作品紹介

「異」

<SIZE:H44cm×W34cm
TITLE:墨刻「異 」(different)
ARTIST:高松敬委子(高松清聿)Keiko Takamatsu (Seijo Takamatsu)

漢字の「異」の元になった甲骨文字は、鬼神の正面の姿。
古代の人の感性では、異なるものの象徴が鬼神であったということに驚く。目には見えないが、人間の力の及ばない偉大な何かを感じ取り、謙虚に生きていたのではないかと思う。<br

会場の様子

作品にコメントしていく李先生

寺町美術館&GALLERY

友人や知り合いがたくさん見に来てくれました。

 

最後に

繊細な抽象画が多い中、墨線でん力強い墨刻が目を引いたのか、興味を持って質問される機会が多くありました。
古代文字に興味を持った方、「異」というモチーフを選んだ私に興味を持った方など様々でしたが、その中で一番嬉しかったことは、理屈ではなく「何回わかんないけどいいね!」とか「生きているね!」「〇〇にも見えるね!」などコメントから、見る側の感性を刺激でき、自由に感じてもらえたことを実感できたこと。

寒い中、師走の忙しい時期に観に来てくださった方々、藝大の先生たち、ギャラリーの皆川さん、本当にありがとうございました!

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